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僧のゆく先

修行した日、しなかった日。
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第百十四想 『背中』
夢を見た。

歩くようになった息子が隣の部屋に見える。
「そっちは危ないよ」と言いながらも追いつくことができない。
もどかしいまま目が覚めた。

実際どんどん歩けるようになって、油断も隙もなくなっていて
廊下をこっちもよちよちしながら追いかけている。

いつか本当に追いつけなくなる。
そういう日を望んでいる。
| - | 15:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
其百十三想 『探してた』
だいぶ、探してた人が見えてきた。人というよりは、ものというか構造というか。

ポプ子の復活はずっと先になるだろう。狂騒はしばらくない。生きているうちにお目にかかることも体験することも出来ない可能性が高い。

今ポプ子に出来ること。自分に出来ること。asCentに出来ること。
慎ましくても出来ることはある。届く魔法はある。

とにかく、笑って生き抜けるように。

仲良く年を重ねて行けるように。

死ぬなよ。

ここを訪れたあなたにとって、幸せな2012年であるように。



| - | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
其百十二想  『美しさ』
好んで立った美しくもない世界

どれくらい斜めに歩けば
美しく輝くのだろう


すっかり荒れ果てた

これを選んだ

まあいい、歩くさ


さあ。笑え

| - | 22:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
其百十一想  『2011年』
一年中歌を歌い
一年中美しさを
一年中歌を歌い
心にこそ美しさを


明けましておめでとうございます。
| - | 01:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
其百十想  『気付いたこと』
『書き換える』という革命の文脈では、音楽も法も青臭い革命の想いも、マネジメントも、ポップスで時代を人をつなぐことも、宗教も、創作行為の全て


同じものとして捉えられると気付く


何も終わってなく、何も始まっていないということは、常に何かは終わり、何かが始まっているということなんだ
| - | 09:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
其百九想  『さよならポップス 後編』


 ここ数年、彼女の元気がなくなってきているのはわかっていた。とてもお金持ちだった彼女の家族の状態がよくないことは、今ではみんな知っていることだ。

 それでも彼女は彼女で、ネギを持ったり制服で楽器を弾いたり新しいファッションを身にまとって楽しそうにしていた。でも、その声も空気も少しずつ前とは違うものになっていた。声はちゃんと届くくらい大きいままなんだけど、びりびり来ないんだ。空気も、前なら彼女が通るだけでほとんどみんなが振り返るはずなのに、その半分くらいしか振り向かない。


 勝手かもしれないけど、僕もポプ子から少し離れてみようかなと考え始めていた。困った時の友こそ真の友と言うけれど、正直、僕が離れたところでポプ子は死にはしない。彼女の影響力は多分これからも落ちて行くだろうけど、彼女のしぶとさはよく知っている。いつか華麗な復活を遂げるはずさ。

 それよりも僕が気になっていたのは彼女の家族のことだった。彼女の家族が力を失ってきた影響は大きく、僕みたいな末端の魔法使いだけでなく大御所と言われる魔法使いも困ったり絶望したりしていた。魔法の矮小化と偏在化は明らかだった。ばらばらになりすぎた魔法体系を正常に戻す、いや、新しいものに構築し直す必要を感じていた。そしてそれが多分、ポプ子の復活にもつながって行くと僕は思うんだ。


そんなわけで僕は今彼女に挨拶に来ている。いつものようにうまくはしゃべれないけど、聞きたいことは聞いてからさよならしよう。


「旅に出ようと思うんだ」

「そう。いいんじゃない。ここにいたの長かったもんね」

「ねえ、ちょっと言いづらいんだけどさ、…最近つまらなくない?」

「あなたがそう思うならそうなんじゃない。私はただここにいるだけ。必要とされる限り。私の意志とは関係ないの」

「君は本当は誰だったの」

彼女は微笑んで答えた。

「私は鏡。あなたが美しいと思う世界を映す鏡そのもの」

少し間を置いて彼女は続ける。

「あなたが、もし私をつまらないとか美しくないとか思うなら、それがあなたの見える世界。もっとも、私はそれについて肯定も否定もしないわ。だって、人はいつまでも、自分の心を映し出す鏡を見続けているわけにはいかないでしょ」


それから沈黙が続いた。確かに僕はつまらなく感じていた。魔法をうまく使えないことなのかそれとも魔法を使いづらくなってきている世界か、いや、きっとその両方だ。

「魔法やめるの?」

と彼女が聞く。

「魔法は続ける。でも君のやり方をただ真似するのはやめようかと思う」

そして僕は、聞こうか迷っていたことを彼女に聞く。

「君の家族で一番偉くて力を持った人に会いたいんだ。どこに行けば会える?」

彼女はすこし目を見開いてから答えてくれた。

「会おうと思って会える人じゃないから、どことか言うのは難しいな。でも、あなたが魔法を信じて探していれば、どこからでも会える時は来る」


「うん、わかった。ありがとう。」

そして僕はポプ子に言う。「さよなら」


| - | 01:31 | comments(0) | trackbacks(3) |
其百八想  『さよならポップス 前編』


 テレビかラジオさえある環境なら、世界中どこでだって少年少女は彼女に憧れるんじゃないかな。ポプ子は日本の片田舎でも案の定輝いていて、案の定悶々としていた少年は彼女に憧れた。

 ポプ子の放つ空気は魔法の空気。優しいのにとても大きな声で僕らを包む。おしとかやかなファッションもロックなファッションもサイケでさえ自分流で着こなして、そしていつもそれが似合っている。

 ポプ子は高嶺の花。みんな見ているだけで満足。僕もそう。でもいつからかそれだけじゃ満足できなくなった。と言うか、実は彼女に近づいた理由はとても不純だった。自分の声じゃどんなに工夫しても遠くへ届かないから、彼女に教えて欲しかったんだ。


 それからずっと彼女のそばにいては真似をした。声の出し方、ファッション、雰囲気、仕草、あげくには彼女がきっと持っているであろう思想なんてものまで勝手に想像して気取ってみた。彼女といるととても優しい気分になった。でも時々何故か激しく苛立った。彼女は時々一緒に悲しんだり憂鬱になったりしてくれた。でも時々彼女の気持ちがわからなかった。

 彼女の魔法は形だけなら真似できるんだ。でもそれは魔法みたいなものでしかない。ようやく僕がその魔法を、『みたいなもの』でなく使えるようになったのは彼女の側にいて三年を過ぎようかという時だった。それから彼女の魔法の全てを自分のものにしようとした。でも、結局、今でさえ半分も、恐らく四分の一も僕は覚えられていない。


 彼女の魔法を使えても、彼女になれるわけじゃない。彼女のような声も空気も僕は出せない。僕の生み出せる空気はあくまでも僕の空気でしかなく、そこにいるのは僕だ。

 彼女の空気は彼女であるけど彼女でない。彼女の声にも空気にも彼女はいない。

 そのことに気付いたのは魔法を覚え始めてからだいぶ経ってからだった。僕は思う。それじゃあ彼女とは誰なんだろう?ポプ子は本当に存在しているのか?


| - | 01:29 | comments(0) | trackbacks(1) |
其百七想  『おでん』
各コンビニが一斉におでんを発売してますね。このくそ暑いのに…

でも、暑い日に熱いお茶を飲むのは体にいいという話を聞いたことがあります。夏のおでんもちょっとおつでいいじゃん、というだけではなく、もしかしたら健康にいいのかもしれません。
すみません、だいぶ適当に言ってます…

ここからは真面目に

価値をどうこう選ぶ以前に、生きること自体さえ難しい時代だから、よりわかりやすい話や歌が歓迎される昨今なのかもしれません。しかし難しい時代に敢えて難しい課題を自分の中に取り込み取り組むのも、おつなだけでなく何かの役には立つでしょう。そしていつかそれが、巡り巡って自分に還ってきたら最高に粋で素敵ですね。


さて、掲示板でひっそりと予告してたブログ記事は明日にでも更新します。
皆様、残暑厳しい中だからこそ、熱いおでんとお茶でも食しどうか御自愛下さいませ。
| - | 20:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
其百六想  『闘魂』
闘う前から負ける時のことを考えるヤツがいるかよ!



byアントニオ猪木

名セリフだと思います。
| - | 16:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
其百五想  『音楽が導くもの』
音楽に結果を求めるのは不純だ。

そう言ってしまうのは綺麗事のようで、だけど真実ではある。

タンバリンを叩いていたら終わってしまったような日も、役に立つかわからないような難しい本に費やした時間も、技術の波に翻弄される音づくりも、何かしら目的があってこそなんだけど、でもそれだけじゃないだろう。


言い出した人、つくる人、インスピレーションを与えた人、様々な主観が混じってどこが主かわからなくなる。そして、それこそが正しい姿なんだと思う。混沌でも秩序でもない多様性の姿。
その姿を美しいと思ったり気持ち悪いと思ったりする主観もまた多様性へと包まれて行く。


よく忘れるけど、僕たちは勝負をしてるわけでも殺し合いをしてるわけでもない。音楽をしている。そしてそこにはただ生という存在がある。

遠回りしたけど、ようやく辿り着いた。音楽が導いた、最初から探していて実は最初から見つけていたもの。

生命は全て音楽です。そして音楽は生命へと還ります。
| - | 01:12 | comments(8) | trackbacks(0) |